
このページは絵とはなんら関係がありません 中国で暮らした一年半余りの私の中国日記です 実際にあったこと、感じたことを思いつくまま書いていきます 中国の方、中国大好きな方、失礼があったらお許しを。。。 |
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まずは私が住んでいた寧波の説明です。 上海の南160キロの海沿いの町です。 古くは遣唐使の時代から日本と交流があった場所です。 人口は数百万とも言われていますが、 私にはちゃんとした数はわかりません。 とにかく人はい~~~~っぱいいます。 繊維関係の工場などがたくさん日本からも進出しています。 左の写真は私が住んでいたマンション19階の部屋からのものです。 ちょっと見ると大都会、さすが中国人口は多いけれど、 まだトイレのない家に住んでいる人たちもたくさんいます |
中国での生活を振り返って 2006年春から始めて、少しずつ書き足していった「不思議日記」も 11月の「中国的風景」展が終了しましたのでここで終了といたします 2003年9月から2005年7月までの1年10ヶ月の中国での生活は、 「いい年のおばさん」にとってはかなり大変なことでした。 中国語もわからず、危険な交通事情のため自転車も自動車も使えず、 何もできない3歳児に戻った気持ちでしたが、 何とかこうして事故もなく、ノイローゼにもならずに帰国できたのは、 ほんとうにたくさんの方たちが支えて下さったからだと思います。 いろいろな場面で出会った親切な人たち、日本人、中国人関係なく本当にありがたく思います。 またつらい経験、いやな思いもこれまたたくさんありました。 これは文化や習慣の違いで、良い悪いで議論をすることではないことが たくさんあるような気もします。 日本は島国で、異文化が入ってきにくい環境です。 自分たちの価値観が「絶対」と思ってしまうことがたくさんあります。 いろいろな世界のいろいろな文化を受け入れようとする姿勢だけは持ちたいと思います。 それが好きか嫌いか、同じようにするかはその後の問題です。 皆が人との違いを受け入れるようになれば、もっと皆仲良く生きられるのに。 あるのが当たり前、便利が当たり前の状況が、ある日突然なくなってしまうと、 ちょっとしたこと、美味しいものを食べたり、暖かいお風呂に入れること もうそれだけで充分幸せになれます。 世の中にたくさんある、「努力してもどうしようもないこと」は ちゃっちゃと諦めるワザも中国で習得してきました。 「まっいいか」って切り替えが早くなって 生きていくのがとても楽になりました。 ん十年間生きてきても経験しなかったことが、 この1年10ヶ月のなかにギュウ~~っと詰まってました。 中国滞在中は泣きたくなるようなことも多々あり、早く日本へ帰りたいとも思いましたが、 帰国して落ち着いた日常を送っている今、 「いい経験ができてよかった、中国の絵も描けたし。。。」 と思えるようになりました。 「中国的風景」展が終わり、中国での生活のまとめも終わった感じです。 ちょっとマジに書いてしまいましたが、(私は本当はとても真面目な人間です) 私のトンチンカンな生活と性格がチラッと垣間見えましたか? 中国でたくさん心の筋トレをしてきましたので、またまたたくましくなりました。 大笑いしながら楽しく、美味しいもの食べて飲んで、 それから人間観察しながら、大好きな空想しながら 絵を描いていきます。 皆さんも巻き込みます、ヨロシク!! 松瀬 千秋、でした。。。 |
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