2012年1月2日(月)

謹賀新年

2012年、新しい年が始まりました。
本年もよろしくお願いします。
一年前の年末年始は散々で思い出したくありませんが、
あっという間に一年が過ぎ、こうしてまた新しい一年が始まります。
夜はすぐに眠くなってしまうので、大晦日も除夜の鐘を聞くこともなく、
元旦の朝に形だけの「おめでとうございます」をして、
お正月も年々子供のころのようなワクワク感が薄れてきました。
お年玉もいただけないし・・・。
(この歳でお正月にワクワクしているのも気持ち悪いですか??)
年の初めに思うことは…、
「今年も明るく元気に楽しもう~!」
ですが、これではあまりに当たり前で毎年同じですので
もう少しひねって考えてはいます。
秘密ですけど…。
皆さんに誤解があるようなので一応お知らせしておきますが、
私、こ~見えても人並みに悩みもあれば、苦労もあります。
が、悩まないようにしていて、苦労と感じないようにしているだけです。
で、今年もそ~していこうと思います。
一つの出来事、どう感じて何を考えるかで、
全く別のものになるということを私は知っているのです。
ということで、今年も考えるべきことはグルグル考えて、
考えても仕方のないことは、考えないモードで勝負します。
何の勝負かね~。

2012年1月5日(木)

散歩

寒い日が続きますね。
九州や四国でも雪が降るけれど、清水は全く関係がありません。
そんな清水で「寒い、さむい…」と言うのは気が引けますが、
やっぱり寒いです。
釧路に住んでるときの飲み会の帰り、「ここで寝たら確実に死ぬ・・・」
と思ったものでした。
名誉のために言っておきますが、酔って路上で寝たことは
一度もありません。。。
去年12月から、諸事情のためにずっとサボっていた
「アササン」(朝の散歩のことです)、1月3日から再開しました。
重ねて言いますが、寒いです。。。
朝は清水でも寒いので、まだ寝ぼけていてボ~ッとしたまま
訳が分からないまま出発します。
寒いと気が付いたら確実にサボりますから…。
で、外に出て「ウッ、さぶっ!」と初めて寒いことに気がつきますが、
もったいながり屋の私は、「せっかく起きて着替えたのにもったいない」
になる訳で、こうしてめでたく早朝5時40分からのお散歩が実現する訳です。
って、そんなに大層なものではないですけど、
細かく言うとそういうことです。
気がつかなくていいこともあるのです。
先日、実家の古新聞を縛っているときのこと。
「キレイに縛らないと気持ち悪いんだ・・・」と言いながら
集中している私に対して兄貴が一言、
「そんなこと気にしていると病気になるよ」と。。。
確かに病気になりそうな要素満載の私です。
が、アンタはも~ちっと気にしてください、おにいちゃん。

2012年1月7日(土)

コーヒー屋さん

私がいつもコーヒー豆を買いに行く「ブラウニー」は、
お店のドアを開けた途端「幸せの香り」に包まれます。
もう何年も前、初めて行った時から変わらず「幸せの香り」がします。
マスターがこのブログを見るかもしれないので、たくさん褒めておきます。
「気難しいマスターがいるお店」とか言われたりするみたいですが、
全くそんなことはありません。
私と同じくらい、「常識的」なだけです。
時々「言われ放題」のことがあるぐらいです。
前回豆を買ったとき、袋が変わっていたのですが、
その袋、密封度が高くガスが抜けないので、
パンパンにはぜそうに膨らんでしまうのです。
そんなことも知らない私は、台所の引き出しにしまっておいて、
二日後ぐらいに引き出しを開けようと思ったら、開かない!
5センチぐらいの隙間から覗いたら、目が飛び出そうに驚きました。
一瞬何が起こったのか理解できず思考が停止して、
人生ん十年分の出来事を一生懸命検索して
当てはまる事例を探すわけです。
で、「あ~袋が膨らんでいるのね~」ということになり、
はさみで空気を入れて何事もなかったように日常にもどったのでした。
そんな話をブラウニーで話したら、
他のお客さんもいろいろなことになったようで、
多分私と同じように、目を飛び出させながら検索かけていたんだと思うと
も~笑うしかない。
たった一つ、「袋を変えた」だけで、大笑いするネタを提供してくれるなんて
やっぱり「ブラウニー」はスゴイ!
あっ、コーヒーが美味しいという話をしてませんでした。
そーとー美味しいです。
是非お試しください。

2012年1月11日(水)

細胞レベルを拾う

前回のブログに「そこのマスター」さんからコメントをいただきました。
まだまだ楽しい話が発掘されそうで楽しみです。
この「コーヒー豆の袋を変えた」という企画(?)、何が面白いって、
時間差に話がダラダラと出てくるところですよね。
買った人がその事件(?)に遭遇するのもバラバラで、
ブラウニーに報告するのもバラバラです。
だからきっともうすっかり過去の事件と思っているところに
突然また降って湧いてくる…、笑えます。
と、そうそう笑ってばかりもいられず、
私の頭の中は、かなりトっ散らかっています。
「整理しなくちゃ、整理しなくちゃ…」ってしていたところに
どんどんモノが増えていくみたいに…。
そう、あのゲーム、昔やった、正方形のプラスチックのケースに
正方形の数字が書いてある小さなピースが16個。
一つはずして数字を縦に並べ替えたり、横に並べ替えたりするやつ、
なんて言ったかな~。
あれ、一生懸命並べ替えていたら、一つはずしたピースまで戻ってきて
身動き取れない感じ…、長かったけどそんな感じですかね。。。
でも、そんな時こそ…の「細胞レベルを拾う」が私にはありますです。
音楽ガンガンかけて、鉛筆で「ワ~~~ッ!!!」と描いて
吐き出すと、スキッリ!
とりあえずスッキリした気持ちで、また整理を始められます。
しかし…、全然問題解決にはなっていませんので
これから頑張ります!

2012年1月18日(水)

グルグル

お天気いいけど寒いです。
でも昔ほど寒がりでもありません。
寒かったら寒くないようにする知恵がついてきたからかな?
毎日グルグルいろんなことを考えています。
ネタはいろいろなので、一つのネタをグルグルすると、
引っかかった言葉からポンと飛んで、そこでまたグルグル…。
ややこしいし面倒だし、そ~と~暇人です。。。
毎日忙しくて考えている暇がないのが普通のような気もしますが、
モノによっては考えたか考えないか、それが何年も続くとなるとなると
物事に大きな違いが出てきます。
前にも書きましたが、「考えるべきこと」と「考えても仕方のないこと」の
分別がなかなか難しいです。
何も考えない毎日を過ごし、面白く楽しくて幸せな人生が
最後まで続いたら、それはそれでいいのかもしれないけれど、
余ほどの無感情無神経の人しかありえないので
それはまあないということでしょう。
でもこの「考える」という癖は、性分なので仕方ないのです。
「考えるな!」と言われても、「どうしてなのか?」「何なのか?」
「どうするべきか?」「どうあるべきか?」・・・・と、毎日延々と
考えているわけです。
そのうち「考え過ぎだな~」と考えているので、
終わらなくなってしまうのです。
「私は多分時間がなくても考えてるんだろ~な~」
「考えなくしたらどうなるんだろ~」とまたグルグルしているわけです。
が、いつまでも考えていないで手を動かします。
アーティストですから。。。

2012年1月22日(日)

美術館と画廊の違い

六本木で開催されている「歌川国芳展」に行って来ました。
予想以上に素晴らしかったです。
200年近くも前の作品なのに、全く古臭くなく、粋でモダンで
江戸の町の匂いがしてきそうな感じでした。
内容とは別にいつも私が驚くのが、来場者の多さです。
私も含め、平日ゆっくり美術鑑賞のできる人々…。
後で出かけた銀座の画廊めぐり、人の少なさ…。
数は多くなくても、一流の作品を無料で見ることができる画廊も
たくさんあり、また全く目にしたことのない作品に出会えたり、
作者に会ってお話をしたり、美術館とは全く違う楽しみ満載の
画廊めぐり。
銀座に200件ともいわれるこの遊園地(古い?)のような画廊に
こうも人が寄り付かないのはなぜなのか・・・?
敷居が高い?情報が少ない?などいろいろな理由があると思いますが、
私が思うのに、やっぱり日本人は世間でよいとされている、
評価の定まったものが安心できるのではないかと思います。
そして「それを見た」という事実を大切にしている。
そういう人たちにとっては、画廊で評価の定まらない作家の
エネルギー溢れる作品を見てパワーをもらって帰るより、
「美術館で一流品を見た」という行為そのものが大切なのだと思います。
人それぞれ大切なものが違うので、それがどうとは思いませんが、
「画廊めぐり」を知らずに「美術館鑑賞」だけで満足をしているとしたら
とても残念な気がします。
画廊の方々、関係者の方々がいろいろな活動をされていますが、
なかなか人が流れてきません。
何か良い策はないかと、また日々グルグル考えるわけです。
きっと何か方法があるはずです。
何か良い策があったら教えてください。
私は自分の作品をたくさんの方々に見ていただく方法を考えるのが先?
とも思いますが。。。

2012年1月24日(火)

味わう

私は「感覚」をとても大切に生きています。
それがよいのか悪いのか、多分死ぬ時まで勝敗はわかりません。
途中経過、と言っても最終コーナーみたいな「途中」ですが、
かなりよかったのではないかと思っています。
が、問題は、物事の把握、記憶が数字や言語ではないということです。
だから「これくらい」とか「~ごろ」で記憶し、会話をするはめになります。
そこだけ見たら、完全に「よくなかった」という結果になりますが、
それ以上に満足しているわけですから、「感覚」を大切にすることは、
私にとってかなりおさまりがよいということなのだと思います。
これをうまく説明しようとすると「こんな感じ~」「あんな感じ~」
となってしまうので細かいことは省きますが、
例えば食いしん坊の私は、美味しいもの、珍しいものをいただくとき、
まず目で楽しみます。
次に、あろうことか匂いを嗅いでしまいます。(お行儀悪いです。。。)
時々鼻が触れちゃったりして…。(最悪です。。。)
ちょっと気を付けていただけではついやってしまいます。
(育ちがバレます。。。)
そんで、目をつぶって他のすべての感覚で楽しみます。
そうすると目に見えないいろいろなものが見えたりします。
海や空や、お百姓さんの姿…いろいろ。。。
そして食いしん坊の私は、人生までも味わい尽くそうと
すべての感覚を呼び覚まし、日々の出来事と格闘する毎日を
送ることになる訳です。
まるで動物です。しかも猛獣??

2012年1月31日(火)

大切なもの

3.11の震災以降、私たちは自分にとって大切なものは何か…、
と考える機会が多くなりました。
それ以前、考えていなかった訳ではないけれど、
今ある暮らしがずっと続くと錯覚していたのではないでしょうか。
錯覚は大げさかな?
ただ意識の中になかっただけかも…。
で、時々何かをきっかけに思い、考え、苦悩していくのです。
そこで「自分にとって一番大切なものは何か?」と考えると
よくわからない。。。
少なくとも「物」ではない、ということはわかるけれど…。
この問いには、「幸せの定義」を先に考えた方がわかりやすいかも。
私の場合、家族や友達と楽しい時間を共有することが幸せかな。
震災以降、「絆」という言葉が繰り返し使われてきたのも
そんなところからではないでしょうか。
いくら高価な芸術作品でも、大切な人たちと共有する時間には
かなうはずもなく、せめてその大切な時間を過ごす空間に
花を添える役目を担うことができたなら、
そのアートは素晴らしい作品といえるのかもしれません。
私も大切な空間を彩る作品を作っていきたい。
そんなことを考えました。

2012年2月2日(木)

気持ちを薄める

毎日寒いです。
雪の多い地方の方々には、あまりに申し訳なくて言えませんが、
朝の散歩サボり気味です。。。
朝ボケ度の高い私でも、さすがにこの寒さには気がついてしまいます。
無理はよくない。。。と簡単に引いてしまいます。
見かけはボケッとしていても、中身は結構熱い人間なので、
普段は熱く濃く生きています。
あまりに濃くて、ガ~ッと一か所を掘り進んでしまうことがあります。
そんな時、少し学習した私は、「バランス、バランス・・・」って、
気持ちを薄めることにします。
楽し過ぎるときはちょっと普通の気持ちになるもの、
大変な時はめちゃくちゃ楽しいことをあえてする。
そうするといい具合に薄まって、突き抜けなくてすむわけです。
だから自分でできるいろいろな種類のカードを持っていると
とても楽に生きていけます。
うまく伝わりましたか?
「どうもわからんっ!」
という方、個別指導をしますのでご連絡ください。

2012年2月7日(火)

この季節、地味な私。。。

太平洋側の地域ではカラカラの空気が続いていたかと思えば、
雨あめアメ・・・。
今日は17度にもなるという予報。
「異常気象だね」が口癖の母さんの言うとおりです。
異常気象です。。。
さて私はといえば、恒例の「巣篭り中」と言いたいところですが、
そうもいかずバタバタと暮しています。
作品制作も失敗ばかりで、なかなか仕上がらないのが現状です。
頭の中には出来上がっているだけに残念です。。。
何が失敗の原因か…、ない知恵を絞って奮闘中!
そもそもこの方法は無理なのでは…と、
根本からやり直しだったり…。
試練は続きます。
大体人生やってみて初めて解ることだらけです。
こうしてまた「わかったこと」を積み重ねていく私です。。。
一歩ずつ、一歩ずつ。。。
地味です。。。

2012年2月10日(金)

本のこと・無常

毎日が濁流のように流れていきます。
私の場合、長いこと二年に一度というサイクルで引っ越しをする
という生活をしてきたため、「この生活が長く続く」という感覚は
いつの間にかなくなり、「常はない」という気持ちで生きてきました。
良くも悪くも「常ではない」。変わっていく。。。
それは知識とか言葉ではなく、身をもって体験してきたことです。
だから多分その時を一生懸命に生きることをしてきたのかとも思います。
で、その感覚的なものを文字で表してくれている本を見つけました。
玄侑宗久著「無常という力」(新潮社)です。
これは副題に「方丈記に学ぶ 心の在り方」とあるように、
鴨長明の「方丈記」の教えを読み解いていくものです。
「方丈記」なんて、むか~し学校で少し勉強したけれど、
全く興味もなく、頭の中から消え去っていたけれど、
ここで、何十年も経て復活してきました。
とても面白いし、「無常」という言葉が、ストンと腑に落ちた…そんな感じです。
玄侑宗久さんも昨年の震災の後、いろいろ考え、戦い、生き、
この本を執筆したようです。
800年も前の考え方に救われ、心の在り方を学ぶ私たち。
長い間何をしてきたのだろう。
池田晶子が書いていた
「人間は何の進歩もしていない。進歩したのは技術だけ」
という文が思い出される。
私はむしろ「人間は退化している」と思っているけれど。。。
もう一度、学生時代を思い出し、「方丈記」を学んでみるのも悪くない。

2012年2月22日(水)

おひさ。。。

毎日がアっという間に終了~っ、で、ブログも少々日が空いてしまいました。
最近は朝のお散歩も再開し、早起きになっているため
夜ベッドでの読書があきまへん。。。
1ページも読まずに爆睡!なんてものではなく、
最初から寝る気まんまんでベッドに辿り着く・・・という感じです。。。
だから時々午前中の至福読書をしています。
皆さんが労働に励んでいる、と思われる午前中、
日差しの中でゴロンとなり、本を読むわけですよ。
ナンと贅沢な時間、お日様と本だけで十分幸せになれる私は安上がり。
が、しかし、「制作はど~なってるのよ!」という声も聞こえてきそうですよね。
はいはいご安心ください。
数々の失敗を乗り越え、何とかなりそうなものができつつありますから・・・。
まだ半分もできていなくて、「そんな予感がする」程度のものですがね。
期待しましょう。
実際、自分を信じないとやってられない・・・、というのが本音です。。。
春はそこまで来ている、頑張ります!

2012年2月26日(日)

私って何者?

この季節出不精の私が言うのもなんですが、
いつも家に引きこもっているはあまり健康上よくありませんよね。
出かければいいと言う訳でもありませんが…。
バランスが大切ということは言うまでもありません。
家の中で好きなことをして過ごすのは、とても気分のいいものですが、
たまにヒョイと出かけると、世の中とのギャップに戸惑うことがあります。
何も「世の中」に合わせる必要もないのですが、
せめて人との繋がりは大切にしなければ…と常々思っています。
で、昨日テレビでちょっと観たのですが、生物学者の福岡伸一氏が
話していたこと面白かったです。
人間は「私が、私が…」って言いすぎる。
細胞レベルでは最初から私なんかなくて、周りとの関係性において
どの細胞になるか決まっていく。
だから「私って何者?」って深く考えても、自分の中から答えなんて
見つからない、外へ出て他の人たちとの付き合いの中で、
自分なり、自分の役割なりを見つけていくのだ。
と、大体こんなようなお話。
(間違っていたらスミマセン。途中から、しかも耳だけでしたので…)
とても面白いな~と思い、それもいいな~力が抜けていて…と思い…。
でも、「私」がないアーティストもな~とも思い…。
またグルグルの思考回路にはまってしまいそうになったので、
とりあえず外に出ることにします。
ただ外へ出るだけではな~。
外へ出て何かします。そんで誰かに会って…。
頑張ります!

2012年3月3日(土)

お出掛け

三月に入りましたが、なかなか暖かくなりませんね。
東京など雪が積もったりして…。
清水はいつものように雪とは無縁の生活をしています。
先日、私の大好きな作家のカジギャスディンさんの「画集出版祝賀会」
なるものに出かけてきました。
ちょっとしたご縁で会にご招待いただき、本当に嬉しく感激ものです。
その様な華やかな場に縁のない私ですので、よい経験になりました。
カジ先生はバングラデシュの方で、画集もバングラデシュとイタリアの会社の
共同出版(?)でしたので、会場も外国人特派員記者クラブで開かれました。
外国人記者クラブ、テレビで時々見るあそこです。
立食パーティーと思っていたら、簡単ではあるけれどちゃんと座って
食事をしました。
で、もしかしたら…と思ってはいたのですが、やっぱり進行は英語でした。。。
全く知った人がいない中、席取りに成功した私は、
笑うところで笑えなくても、あまり気にもならずに楽しく過ごすことが
できました。
画集はまだ手元にありませんが、とても楽しみです。
貴重な体験をさせていただき、カジ先生に感謝。

2012年3月10日(土)

画集

気温の変化についていくのが一杯いっぱいの私ですが、
皆さんは体調崩していませんか?
先日静岡は23度もあって「あれれ・・・?」と思っていたのですが、
昨日は11度とか、もう訳わかりませんね~。
さて、お待ちしていたカジギャスディン先生の画集がやってきました。
とても厚く、とても重く、送っていただくことにしてよかった~と思いました。。。
やっぱり素敵な作品たちです。
抽象画なのですが、ちょっとした形が何かを訴えてくるような、
ヒントになるような、
自分の感性を研ぎ澄ましていないと通り過ぎて行ってしまいそうに儚く、
それが何なのかを理解しようとするのも無粋な感じ・・・。
何言っているのかわからん?
私の文章の方が意味不明で抽象画のようですか?
先生の作品は、理解するのではなく感じる作品なのだと思います。
特に私は水彩画が大好きです。
私の水彩画とは全く違い、色数は少なくしみじみしています。
画集は、ずっと昔の作品から最近のものまでたっぷり楽しめます。
一人の作家の数十年の画業を通して見るのも興味深いものがあります。
どのように画風が変わってきたか…。
私は絵を描き始めて20年ほどが経ちますが、
私の画風の変化はスゴイものがあります。
まるで別人。
まあ、そういうこともよくあることです。
私の経験ですが、一人の作家の作品を、30年分まとめて観るのと、
30年の年月をかけて、同じ時代を生き、リアルタイムで観るのとでは
全く違うものです。
まさに今、この作家が考えていること、表現したい作品を
観ることができるのが現代美術の楽しさです。
そんなことも楽しみにしながら、よろしくお付き合いください。

2013年3月17日(土)

春ですね~。
でも雨が本気で降っていて、しかもなかなか暖かくならなくて…。
これでは桜もまだまだの雰囲気。
3年前の3月末、初めて東京銀座で個展をしました。
訳も分からず、がむしゃらに準備をして、何とか形にして、
その夏、翌年の春と会を重ね、いくつかのハードルを私なりにクリアし、
そして去年の暮、デカ富士山の制作で少し一区切りした気がします。
今までは、とにかく上だけを見て駆け上がってきたけれど、
これからは向かう方向を見極めなければ思わぬところに辿り着いてしまう…、
そんな感じですか。。。
だから目標の設定をしっかり決めるときなのだと思います。
で、具体的目標が設定できず、次の一手を思案中です。
でも実際は、走りながら考えるのが効率的かと…。
考えても答えが出ないとき、動き出したら道がついた
なんてことはよくあること。
とりあえず走りますか。
って、春のこと書こうと思ったんだった。
明るい時間が長くなって、菜の花のごま油炒めが美味しくて、
でも紫外線にはご注意を。。。

2012年3月25日(日)

ビッグニュース!

あっという間に3月も下旬、桜の便りがチラホラの季節になりました。
でも何だか変な気候…、寒いんだか暖かいんだか…。(’ん’は静岡弁?)
体に堪えます。。。
最近とても忙しくしています。
頭も体も使っているので少々お疲れですが、とてもいいことがあったので
疲れた!も言っていられません!
いいことって何?ですよね~。
そう、ビッグニュースです。
ひっくり返らないように何かにつかまって読んでください。
いいですか~
「デカ富士が嫁に行く!!!」
です。
あの8メートルの鉛筆画「3776春夏秋冬」の行き先が決まりました。
仮の「同棲」(?)ではないですよ。
正式な「嫁入り」です。
ナンと素晴らしいことでしょう~。
ホント~に嬉しいです。
が、最良の展示方法が見つからない。。。
まだ展示には少し時間がかかりそうですが、
めでたく展示されたあかつきには、またお知らせしますね。
私は涙で作品が見られないかも…。
「デカ富士」の制作にご協力くださった方々、見に来てくださった方々、
宣伝をしてくださった方々、そして嫁入り先のおうちの方々
皆さんに感謝!
この場を借りて御礼申し上げます。

2012年3月29日(木)

さくら

桜がほころびはじめましたね。
私の大好きな池田晶子の文章を思い出します。
春、別れと出会いの季節、桜、春は残酷・・・。
日本人ほど桜の好きな民族はあまりないと思います。
これはもう桜と共に生きてきた日本人のDNAに刷り込まれているとしか
考えられない感じです。
開花したと言ってはニュースになり、
満開だと言っては大騒ぎし、
散ったと言っては風情を口にし…。
全く不思議な存在です。

大学の秋入学も、国際的流れから見れば自然とはいえ、
その場合、桜の存在がどのようになるのか?
ちょっと考えたりします。
時代の変化で、いろいろなものが変わっていかなければならないことも
たくさんあります。
それをどうこう言う気はありませんが、
自分の中で大切なもの、譲れないものはしっかり持ち続けていきたいと
思っています。

桜を見る自分の心持も毎年違います。
そんなものも大切に感じ取りながら作品制作をしたいと思っています。

2012年4月6日(金)

風邪

毎日風が強いですね~
船越堤の桜も満開なのに散ってしまう~。。。
大沢川の桜も見頃です。
川面にせりだしている桜はとってもいい感じで、
大好きなお花見スポットです。

近頃お鼻っタレで、花粉症かな~と思ったら風邪みたいでした。
「最近風邪ひかないな~」と思ったらひきました。。。
こういうのって、そう思うとそうなる…感じですよね。
自転車に乗っていて「あの石踏みたくないな~」と思うと踏む、みたいな?
(ちょっと違うな~)

思えばインフルエンザもいつから罹ってないかな~
(まずいこと思っちゃいました。。。)
こう見えてまじめな性格の私は、11月になると予防注射をして
備えていたものです。(過去形です。。。)
が、注射をしても型が違えば罹ってしまうことを知り、
予防注射をしたら風邪の症状になって寝込んでから、
ここ数年は予防注射もせずに乗り切っています。
だんだん自然児(オバサン?です)に鍛えられていきます。
これだけ「インフルエンザ」にふれてしまった私のこの秋がちょっと心配。。。

なんか季節外れの話題でしたね。
ま~「松瀬千秋も風邪をひく」っていう自慢話だと思ってください。
ハッハッハ~!

2012年4月10日(火)

身体を鍛えよう!

お鼻ッタレも卒業し、元気になりました!
体調が悪いと、考えることもネガティブになっていけません。。。
風邪ぐらいではなりませんが・・・、いいことありません。

いつも元気な私で、体力には自信があったのですが、
昨年末にヨガのレッスンをやめ、諸事情によりバスケの練習をサボり・・・
身体にいいことは散歩ぐらいかな~
すると何だか老けっぽくなります。。。
体力にも自信がなく・・・、冬の間は寒さも加わり・・・
ネガティブ・スパイラルにはまっていってしまいます。。。

が、しかし、大丈夫、大丈夫~
春になるとちゃんといろいろなものが目を覚まします。
明るくなって、暖かくなって、芽のものを食べて・・・
まるで冬眠から覚めたみたいじゃ~ないですか。
私は動物かい!

はい、動物です。。。
こ~しちゃ~いられない・・・と、ハタと思い、活動開始します。
で、身体も鍛えなくては・・・になり・・・。
とそこへバスケの試合の話がやってくるのです。
今週末試合。。。
もう少し早く冬眠から明けたかった。。。

2012年4月15日(日)

祝 準優勝~!!

おはようございます!
スゴイです。
バスケの試合、ナンと準優勝です。
昨日の準決勝、一点差で勝利し、決勝では最後に力尽きてしまいましたが、
素晴らしい結果を残しました。
後輩たちの頑張りは素晴らしかったです。
いや~よかった、ヨカッタ。

で、「アンタは?」と聞かないでください。
賑やかしで行っただけですので、ほんの「つなぎ」です。
後輩たちをちょっと休ませたい、というときにちょっと出ていく、アレです。
でもとても大切な役目です。
と言うか、ヘンな流れを作ってしまわないようにしなくてはならないので
結構ドキドキです。(要は足を引っ張らないようにってことですが)

こう言っちゃ~ナンですが、結構スタートから出ていることが多かったので、
途中から出るあの空気は割と苦手です。。。
急に呼ばれるアレは、心臓によくありません。。。
が、ま、とにかくおめでとうです~。

後輩たちがメンバー表を見て、一生懸命に計算していたので
何かと思えば、各チームの平均年齢です。。。
わがチームは自慢できるほど、そうとうに高いです。
私もその一端を担っている訳ですが、ご心配召されるな。。。
まだ先輩がいるのです。
上から下まで、親子ばかりか、孫世代まで続くチームは、
それだけでも素敵なことだと思います。

懺悔の時間・・・
先週の試合、「人数が少なくて大変だ~」と聞いていたので、
つい口が滑って「先週負けて、今日は試合ないと思った。。。」
と言ってしまった私をお許しください。。。

2012年4月21日(土)

外に出よう!

桜も終わり大分暖かくなり、気持ちのいい季節です。
私も少しずつ活動的になっています。

先日、矢野デイビッドさんのトークイベントに行って来ました。
彼は、ミュージシャンとして、マルチタレントとしていろいろな分野で活躍中で、
アフリカのガーナの支援活動にも力を入れています。
そんな彼の今回のイベントで、「ミャンマーの難民について」難民の方、
支援をしている方を含め、いろいろなお話を聞いてきました。

とても狭いエリアで平和ボケした毎日を送っている身としては、
少々恥ずかしい思いをしました。
でも私に急に何かができるわけでもないので、
私のするべきことをきちんとしつつ、世界の情勢にも目を向け
理解をしていくことが第一歩かなと思います。
まずは知ること、気づくことが大切です。

若い人たちが頑張っているのを見ると、
「こ~しちゃ~いられない!」モードになりますね。
デイビッドに感謝です。

たまに東京へ行くといろいろあります。
聞くとはなく聞こえたカップルの会話、国立新美術館から表参道への行き方、
ど~考えても遠回りを行こうとしていたけど、割って入るのはやめました。
無駄なことして生きるのもちょっと楽しいし。。。

丸の内のちょっとオシャレなカフェでのランチ。
もともとランチは2種類のオムレツしかないらしいけど、
早々に本日のスペシャルオムレツは売り切れ、
選択の余地なく普通のオムレツしかないのを座ってから言われるのも
何だかな~。。。

めげずに外へ出よ~。

ホームページも覗いてね!
少ししたらまた更新します。

http://homepage1.nifty.com/chiaki-yan/
>

2012年4月27日(金)

おひさま

やっと晴れて気持ちのいい日ですね。(ちょっと暑い?)
よく雨が降りました。
雨も降らないと困るけど、降りっぱなしも暗くなります。。。

大昔、まだ私が学生だった頃、文化祭の講演会に人が入らなくて
雨の中を走り回ってお客さん集めていたら友達に、
「雨に濡れると余計にみじめっぽくなるからちゃんと傘をさしなよ」と言われ
「あ~っ、そうだな~」とミョウに納得したのを思い出しました。

そう、そういうのってあるね。
別に雨が悪いわけではないけれど、お天気に気持ちを大きく
左右されるときがあります。
とっても元気だと「雨もいいかな」なんて思ったりもします。

大抵の場合おひさま大好きだけど、
気持ちが暗すぎて、あまり明るすぎるのは遠慮したいときもあります。
そんなのありませんか?
私は、あまりに明るすぎる人に出くわし、遠慮したくなることがあります。
それと似た感じかな~。

でも私は暗い人間ではありませんのでご心配なく。
(心配なんてしてませんよね)
ほとんどのとき明るいですから。
まあ人それぞれ、いろいろな心持のときがあるので、
「空気読もうよ」というお話でした。

2012年5月2日(水)

GW前半

今日もひどい雨降りですね。
とはいえ、GW前半はとてもいいお天気に恵まれ、
お出かけをした方も多かったのではないでしょうか?

私も山の方へ行って来ました。
八ヶ岳、とってもきれいでしたよ。
富士山もそうだけど、眺める分には頭に雪が乗っていた方が
断然カッコいいです。
雪の白はきれいだし、引き締まるっていうか…、
富士山らしい?八ヶ岳らしい?感じです。

で、今描いている富士山は、(懲りずにまだ描いてます。。。)
夏の富士山なのですよ。。。
少しばかりリスキーです。
「これどこの山?」とか聞かれちゃうのかな~なんて心配しています。。。

すると考えてしまう訳です。
人は物を認識するときに、何をもってそれと判断するのか。。。
着る物や髪形でその人とわからなかった、なんてことはよくあることです

となると、
やっぱ雪を描いておいた方が無難かな~
でもヨットを描いちゃったしな~
冬もヨット乗る人いるからOKかな~
でも季節感はあった方がいいよな~

延々と続きそうなので、一人でグルグルすることにします。。。
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2012年5月6日(日)

GW後半

今日でGWも終わり、皆さん楽しみましたか~
お天気は、雨が降ったり、夏日になったり、
今日は大雨に雹までオマケでついてきて変化が激しいです。。。

5月3日は地元J1清水エスパルスの応援に出かけました。
午後7時キックオフだったので、ギリギリ雨が止みラッキーでした。
サポーターさんたちの前では言いにくいけれど、
雨の中の観戦はちょっとつらいものがありますです。。。
結果は、3対0で鹿島アントラーズに勝ちました!
これもサポーターさんたちの前では言えないけど、
どうせ観戦するなら勝つ試合のほうが楽しい。
お蔭でスッキリいい気持ち。観戦後のビールも美味しかった~。

それにしても「サポーターさん」というのは、本当にありがたい存在です。
応援するのではなく、「共に戦う」という熱い思いがある訳です。
だから試合の間中、飛び跳ねながら大きな声で声援を送れるのでしょうね。
私はサポーター席で観戦したことがないけれど、
あの中で一緒に跳ねながら大声出したら、
私の奥深くにある別の人格が飛び出してくるのではないかと
常々思っています。
見たいような?見たくないような?ビミョ~な?何か。。。
大人になると、普段と違うことはあまりしなくなってしまうけれど、
いつも同じことばかりしているとナンか年寄り臭くなるので
たまには変わったことしてみるのもいいのかもしれませんね。
で、「サポーター」ってことではないので、
何かないか、匂いを嗅ぎながら探してみることにします。

「GW後半」がこんなことで締めくくりかい!
そうそう、今日もエスパルスは仙台に勝利し、いい感じです!

2012年5月10日(木)

東北

またまた大変なお天気。
気が抜けません。
テラスの窓をきれいにしたら、突然雨が吹き込んできて残念。。。
自動車を洗うと雨が降る…的な感じです。

さて、私、東日本の震災から1年2か月が過ぎ、
初めて被災地に出かけることになりました。
実際に現場に行かれた方からお話を聞いたり、
テレビや新聞の報道を見たりしてきましたが、
いろいろ考えてばかりで行動に移すことができませんでした。
きっかけがなかったと言うのでしょうか。
とにかく、「一度行かなくては…」と思いつつ行けなかった。。。

この時期に、全く違うところからお誘いをいただき、
2週続けて行くことになりました。
と言うことは、「やっぱり私が行くのはこの時期だったのか…」と
ヘンに納得をしています。

全く違うアプローチで出かけますが、根底の思いは同じです。
現地で何を見、何を感じるか。
怖い気もしますが、ガチンコで行って来ます。

まだ出発ではないですけど、しっかりご報告をしたいと思います。

2012年5月14日(月)

笑い。。。

私は結構笑うほうです。
お腹が痛くなるほど笑うこともよくあるけれど、こう言っちゃ~なんですが、
愛想がいいほうです。(良く言うと…)
今でこそ普通に愛想のいい大人になりましたが、昔は結構愛想が悪かった
のではないかと思います。

意識的に笑顔を作るようにした部分もあります。
理由は3つ。
まず一つには、愛想が良くてニコニコ顔だと人間関係が上手くいく傾向にある
ことを経験から学びました。
そこは大切です。上手くいく人間関係を、わざわざ壊す必要もないでしょう。
物事がシンプルになります。

二つ目は、ニコニコ顔だとかなりの難を隠すことを知りました。
「美」とは少し離れてしまっている人でも、笑顔がとっても素敵な人は
たくさんいます。「この人の笑顔がいいな~」なんて思いながら、自分も
笑顔になっていたりして…。
逆に美人でも表情がない人は、「何だかな~」って思います。。。

3つめは、1つめ2つめとかぶりますが、笑顔の人といるほうが
自分もいい気持ちでいられるってことは、私が笑顔だと周りの人も
気持ちがいいだろうな~って思うから。。。(昔から気づきたかったです。。。)

そうしたら新聞に出ていました。
人間の笑いは、心と心のつながりがあって生じるそうです。
基本的に人とのコミュニケーションのなかで存在するもの。
他者との絆をもたらすらしいです。
作り笑いでもしているうちに心が愉快になってくるので、
つらいときにもにこやかにしていれば、福を呼び込むこともできる。
・・・・・・いろいろ書いてありましたが、
とりあえず、笑いましょう!!!
ハッハッハッ~ッ

2012年5月16日(月)

なくても生きていけるもの

あ~お天気がいいと気持ちがいいけれど、
「10℃」という気温差にはついていけない。。。堪えます。。。

さて私、日常にアートのある暮らしが普通になるといいな~という思いも含め
活動をしているわけですが、なかなか簡単にそんなことにはなりません。
私自身が話の輪から外れていたりすることがよくあるので、
一般に言う「普通の人」のくくりを見極めることがなかなか難しいのですが、
「普通の人は、アートをどう考えているのかな~」なんて思う訳です。

ただ「アート作品を購入しよう!」と言うだけでは全く説得力がない。。。
身近に置きたい作品と出会うことが一番自然ではあるけれど、
なかなかそういう機会がない。。。
とりあえず観ることから始まるのかな~

だいたい大人になったら描くことも観ることもしなくなってしまうのですよね。
私もそんな大人だったのでよくわかります。
で、私はどうして絵を描くようになったかというと、
描きたいものが見つかり、描くきっかけがあったからです。
いつも思うのは、描きたいものがある人は間違いなく描けます。
描き方がわからないというのはありますが、
少しだけきっかけがあれば大丈夫です。

私が本当に願うのは、私がそうなように、
多くの人にとって、絵を描くことが自己表現ツールの一つにになることです。
私はこう見えても(?)、人前で話すのも歌うのもとても苦手です。
でも絵なら感じたこと思ったことを表現することができます。
そのことで自分の居場所みたいなのが見つかり、
とても気分よく生きることができます。

アートなどの芸術では、残念ながらお腹が一杯にはなりません。
でも心豊かに暮らせる何かがあると信じています。
私自身も、いなくても困らないけれど、いるとちょっと楽しいよね~的な
人になりたいな~と思います。

描きたいものがある大人の方、いつでも背中を押しますのでご連絡を。

2012年5月21日(月)

被災地視察報告

東北から戻りました。
今回は日頃お付き合いのあるJHPの活動に同行させていただくという形で
南三陸町へ行って来ました。

JHPでは志津川町でのボランティア派遣や、「あずま~れ」というカフェの
テントや複数の港へプレハブを提供する活動などをしています。

今回は5か所へのプレハブ設置と贈呈などを主に、
私たちのためには仙台から気仙沼までの被災地を案内していただきました。

被災直後からすれば、確実に前進しているとは感じますが、
1年2か月が過ぎても、がれきの山はそこかしこに相変わらず
存在しています。
仮設住宅での生活も過酷で、皆さん現実、将来共に不安を抱えて生活を
されています。

そこで「私にできることは?」と考えた場合、残念ながら今のところ
一市民として肉体労働の提供しか思い浮かびません。

「芸術は心を癒す」とはいえ、お腹は膨れなし、
家が建つわけではないのです。
「生きることを楽しもう!」なんて、被災者の方々の前では
口になんてできません。
無力です。。。

芸術の分際をわきまえつつ、芸術の可能性を信じつつ
それでも制作をしていくしかないのだと思いました。

今回、頭の中だけでグルグル考えていないで行動に移すこと、
実際に見ること体験することの大切さを実感しました。

様々なご苦労がおありでしょうが、私たちに接してくださった皆さんの
笑顔に救われました。

できることから始めよう。

2012年5月25日(金)

東北へpart2

お天気がはっきりしませんね~
天気予報もイマイチ当たらずです。

明日から2週連続の東北パート2の旅へ行って来ます。
今回は気仙沼大島でランニングです。
28回も会を重ねた「椿マラソン」が昨年の震災で途切れてしまいましたが、
今回再開を望む多くの人たちの熱い気持ちと、それをサポートする人たちの
これまた熱い気持ちが集結し実現する訳です。

私は「行って走ることが復興のお手伝い…」という言葉を信じ、
お手伝いに行くことにしました。
が、10キロも走るのですよ、これが…。
大丈夫かね、ホントに。。。

バスケをやってはいましたが(過去形になっている。。。)、
10キロ続けて走るなんて未知の世界です。
最近バスケも練習してないから、ちょっと走ろう・・・、と思うと雨ですよ。
3回出ばなをくじかれました。。。
本当に満々の格好をして外に出ると降ってきました、3回とも。。。
こんな時雨女の本領発揮しなくてもと思いますがね。

ま、ま、とにかくケガだけはしないように気を付けます。
ありましたね~、ケガもいろいろ。
夏休みの旅行を前にバスケで鼻の骨を折って行けなくなりました。。。
そう、何の因果か、海外旅行をキャンセルしていった先が
気仙沼大島でした。
全くナンという巡りあわせでしょう~
鼻を折って、お岩さんのように腫れた顔を思い出します。。。

では元気に行って、元気に帰ってきま~す!!

2012年5月28日(月)

祝!完走~

今日はまた雹が降ってきました。
車を運転中でしたが、「バタバタ」して驚きました。
あまり気持ちのいいものではありませんね。

さて、昨日は快晴の空の下、「気仙沼大島ランフェス」が開かれました。
本当に気持ちのいい日でした。
アップダウンの厳しいコース、5キロ以上走ったことがないという
何ともランをなめているとしか思えない練習不足の私でしたが、
ナンと10キロ完走しました。
(おめでとう~~~!!)

1200人ものランナーが参加し、「ハーフの部」と「10キロの部」に別れ
津波の被害にあった島、でも今はとても穏やかな緑豊かな島を
皆がいろいろな思いを抱き走り切りました。

島のおじいちゃん、おばあちゃんたちにも沿道から声援を送っていただき、
力をいただきました。
ホント、坂がきつくて心臓が飛び出しそうでしたので励みになりました。

ランの前後のイベントもとても楽しく暖かいものでした。
走ることだけではつらいことこの上ないけれど、
仲間と走り、ゴールの達成感、前後の楽しみ…そういうもの含めて
皆走るのかな~なんて思いました。
体育会系のあの抜けた明るさ、いいな~と改めて思いました。

走ったことが復興のお手伝いになったと信じています。

それにしても参加者皆若くて、浮いていたな~わ・た・し。。。

2012年6月7日(木)

ご無沙汰~

あっ、だいぶ日が経ってしまいましたね~
月日の経つのは早いです。。。
(そういうことではなくて。。。)
もう6月ですね。
私のカレンダーもロンドンバスになってしまいました。
(どうでもいいですけど)

さて、「東北へパート2」から戻り、悲惨な暮らしをしていました。
いつも悲惨といえば悲惨ですが、元気なときはまあ何とかなります。
でも体調が悪いとなかなか…。

私には珍しく、忙しくしていたのでただ疲れただけなのですが、
歯にきました。正確には歯茎にきました。。。
「疲れがたまると痛くなるよ」と歯医者さんに言われていたその部位です。。。
・・・・・。

頭まで痛くなるし、ナンと言っても食いしん坊の私が食べられない。。。
辛いです。悔しいです。。。
身体が元気なだけに。。。
で、いつも思うのは「食べられるときに食べよ~っ!!」
「好きなもの目一杯食べてやる~」です。

ここ数日、やっとビールが美味しくなりました。
美味しくいただけるのが、私の健康のバロメーターです。
「美味しくないとき、めったにないじゃん」という声が聞こえてきそうですが。。。
が、しかし…、昨日からノドが・・・咳が・・・いや~な感じです。
また美味しく食べられないなんていやだ~~~~
暴れてやる~~~

2012年6月11日(月)

かなり嬉しい!

いよいよ梅雨入りしました。
が、晴れ間ものぞいて、いや昨日は夏の太陽が出たりして暑いです。
風邪らしきものは峠を越え、健康体に戻りつつあります。
そして、オニのように食べています。
食べられなかった反動?もありますが、痩せてしまったので
元に戻しています。(すぐにもどるのですが。。。)
「痩せた」と聞いてうらやましがる方もいらっしゃるとは思いますが、
これってビミョーで、痩せるとやつれて急年を取ったみたいに
なるので・・・・・・・・・・・・・・・・。

あっ、そうそう今日はこんな話ではなくて、感動的に嬉しいお知らせです。
例の(「例の」でわかっていただけることと信じています)「デカ富士」ですが、
昨日無事に、とある病院のロビーに設置完了しました。(おめでと~!)

一時はどうなることかと思いましたが、どうにか漕ぎ着けました。
本当に関わったすべての方々のお蔭さんです。。。
この場を借りて(?)御礼申し上げます。

これから毎日たくさんの方々と共に関われる場所に
展示していただいたことの幸せをかみしめています。
がんばります!(???体育会系はとりあえず口にする。。。)

また改めてご案内しますね~。

ところでここだけの話、あんなに苦労して描いて、
あんなに苦労して展示していただいたのに、
懲りない私はまた鉛筆で富士山を描いてます。
8.3メートルはありませんから大丈夫です。
少し小さめにしました。
がんばります!

2012年6月13日(水)

フェイスブック

私も時代の波に乗り、フェイスブックなるものを始めました。
始めたと言っても何が何やら?どこがどう面白いのか?
私はいったい何をしたらいいのか?
と疑問だらけですので、まだ始まっていないのが現状です。。。
「とりあえず」お友達を増やそうと思っている訳ですが、
もともと友達が少ないので・・・、悲しい現実です。。。
てな訳で、「とりあえず」私を見つけてくださいな。

しばらくは「フェイスブック」の何たるかで、頭の8割ぐらいが
使われてしまいそうです。
世界中の多くの人を虜にしている魅力とは・・・?????

2012年6月15日(金)

第二弾

「デカ富士」第二弾ただ今制作中!!














2012年6月19日(火)

デカ富士展示

「3776春夏秋冬」の展示写真です~
私としては、「満足、マンゾク・・・」です。
いかがですか?

まだ院長先生の了解を得ていませんのでここでのお知らせはできませんが、
ご興味のある方はこっそりご連絡くださいね。

作品の脇につけるプレートなどもただ今業者さんにお願いしています。
略歴なんか書いてあるアレです。
まだ始まってもいないのに、「集大成」みたいになっています。
いやいやがんばるのだ。
10月の個展を予定しています。
お楽しみに~
(台風4号気を付けよう)

2012年7月5日(木)

夏~っ!

一年も半年が過ぎ、7月もすでに5日が経ってしまいました。
世間では七夕さまです。
清水の銀座でもお飾りいっぱいで子供のころを思い出しますね~。
ってお祭りに行ったわけではなく、通りかかっただけです。。。
気持ちに余裕がありません。
が、しっかり遊ぶために時間を切り詰めているだけですので、
何ら問題はありません。(始末っていうやつですか)

言い訳が長くなってしまいましたが、(これを言い訳と気がついた人はいない?)
ブログ更新の優先順位が下がってしまったわけです。

ガンガン制作しています。
いろいろ考えることはありますが、考えだすとグルグルして
この勢いがモッタイナイので、ちょっと見えないところにしまってあります。

制作とは関係がありませんが、頭が空いているといつも「生きるとこ」を
考えている私は、何がある訳ではない生活の中でも、
結構楽しく暮らせています。
頭の中が「おもちゃ」・・・みたいな感じです。
(これはかなり「ヘンなこと」であるらしいので公表はしていません)

この歳になっても、今まで気がついていない自分がかなりあって、
それに気がつくと、パラパラパラ・・・・・と(音はしない)過去にさかのぼって
いろいろなものが繋がって、「あ~~~」となる訳です。
それはなかなか不思議で楽しいものです。

私の整理されていない頭の中を自分でキチンと理解ができるようにする
作業をしている感じかな。
キチンと整理されている人は、そんな頭遊びには興味を持たない
ものなのか???

アート作品の制作も含め、私の大切な日常行動です。

*注:新興宗教の勧誘ではありません。。。

2012年7月10日(火)

節電

梅雨はどこへ行ったのか、お天気が良くて気持ちいいです~。
暑いといってもまだエアコンをつけなくて余裕です。
日頃からいない部屋は電気を消して、テレビも観るときだけつけ
節電をしている私にとっては、「消費電力20パーセント削減!」
とか言われたら、何を節電しようか考え込んでしまいます。

世間でニュースになっていることをまともに聞いていると
病気になりそうなので、節電もいつも通りしてにしておきます。

「節電、節電!」とテレビで連呼されていつも思うのは、
なぜ思い切ってテレビで「テレビを消して節電しよう」と言わないのか・・・。
結局みんな自分は・・・。
難しいですね。
いいこともよくないことも、皆で少しずつ分かち合えるといいですね。

うっうっ、分かち合いたい。。。
エライ楽しくて分かち合いたい。。。
旭山動物園の動物ネタ。
でもこれって分かち合るのかな?
他の人とツボが少し違っているような気もしたけど・・・。
ま、次回のお楽しみ。

2012年7月20日(金)

体験

毎日暑くて溶けてしまいそう…、と思ったら一転、今日は過ごしやすいです。
少し得した気分。
毎日過ごしやすくて、突然地獄のような暑い日があると損した気分になるから
モノは考えようです。
皆さんも得した気分になりましたか~?

さて、分かち合うお話そのままでした。
旭山動物園は、皆さんもご存じのように「行動展示」というものを取り入れ
大人気です。
今回もとても暑い時期でしたので、動物によってはデレッとただ寝ている
ものもいましたが、基本動物の動きを見ることができてもうワクワクです。
特にサル系は楽しくてずっと見ていても飽きないし、
オットセイが円柱の水槽をモワッと浮遊してきて目が合った時のかわいいこと。。。

ペンギンも深い。。。
キングペンギンを見た近くの子供が「春日みたい!」と言った時には
大きくうなずいてしまいました。
そのキングペンギンが素晴らしくて、4頭のグループで見回りをするのですよ。
突然グループで現れ、うなづきながら周りを見まわししばらくすると
帰っていく。。。また少しすると4頭で現れ・・・。(真相は明らかでない…)

上半身はすごく偉そうで威厳もあるけれど、帰っていく姿はペンギンの
あのヨチヨチ歩きなのですよ。笑えます、可愛いです。
今度はいつか冬場に行ってお散歩を見てみたいです。

動物も旅と一緒で、行って見ないと本当の良さ楽しさはわかりません。
写真集を見ても動きがないと、ただ可愛いだけの一枚の紙にすぎません。
旅行もガイドブックを見ていただけでは、360度その景色や街に身を置き
風や香りまで、五感に刺激を受ける感覚などわかりません。
本やインターネットの中だけで知った気にならずに体験することが
より理解を深めることと信じています。

私の頭は、残念ながら文字での記憶はザラザラとこぼれ落ちて
行ってしまいますが、体験したことはかなりいい確率で残っています。
だからよけいにそうか感じるのかもしれませんね。
で、これも残念ながら、体験したことは嫌なこと余分なことも覚えていたり
するわけです。。。ちゃんちゃん。

2012年8月8日(水)

オリンピック

オリンピックももう終盤ですね。
日本人選手の活躍に涙する日々です。
毎日毎日繰り返しやってきたことを、あの場で全てを出し仕切るのは
なかなか難しいことです。

私などは気が小さいので、「いつもの自分」なんて絶対無理だな~。
バスケの試合も日によって全然違うから、「今日はどんなかな?」と
日替わりランチ的他人事的に試合に臨んでいました。

それに比べると絵はいいです。
自分のテリトリーでじっくり考えて制作して、できたら「ハイッ!」と
出せばいいわけですから。
まさに私に打ってつけ。
いや~いいものに出会いました。

と、今更そんなことを言っていて、「いったい作品制作はど~なっているの!」
という声が聞こえそうです。。。
久しぶりにブログを更新したと思ったら、いきなり言い訳かい!みたいな。。。

まっまっ私なりには頑張っています。
なかなか思うように進まないなか、もう意地としか思えない
「全部やってやる~っ!」を叫びつつ、新しいものの制作、遊び、旅行、
全力投球で大汗かいてやっています。

10月4日から熱海起雲閣でアート展、15日から銀座で個展。
何もこんなに続けてやらなくても…とも思いますが、
何しろ「全部やってやる~っ!」ですから…。
10月お楽しみに~。

暑いときに、暑苦しいブログで申し訳ありません。
次回は、もう少し早く、もう少し涼しげな話題になることを祈ります。
(祈るだけですか?)

2012年8月10日(金)

花火

ありました。涼しい話題が。
ちょっと古いのです、5日の日曜日。
今どきの人みたいに、リアルタイムで何かをアップしていくのが苦手な
旧人類です。
食事のときなど、お皿が変わるたび4人いたら4人がケータイで
写真を撮っている姿は、ちょっとヘンと感じるのは私だけでしょうか??

まっまっ、それは置いておいて。。。
そう、花火です。
私が住む静岡市清水区は恒例のみなと祭りがあります。
いろいろなイベントがありますが、金曜土曜に総踊りがあって、
日曜が花火で終了~って感じです。
総踊りは、「清水のどこにこんなにたくさん人がいたの~?」というくらい
人が現れ驚きです。

で、最終日の花火は結構いけてます。
昔は間が空いて、その間ビールでも飲んでいなければ…的な感じで、
そのまた昔は、スポンサー名もアナウンスしていたとか。。。
それに比べて今は一時間タップリと続きます。

今年はのんびりヨットの上で、ノンアルコールですがビール飲みながら…
ん~ん、いい感じです。

花火って非日常の綺麗さがあって、それから「ど~~んっ」「き~~~んっ」
「しゃぱしゃぱしゃぱ・・・」とかいろいろな音がして、火薬のにおいがして、
お腹に響いて・・・五感で楽しめるところが大好きです。

ついでにヨットの上は、小さな揺れ、磯の香、時々聞こえる魚の跳ねる音、
湿った風…。
いろいろなものでいろいろな感覚が満たされていく感じ。。。
とても幸せな時間と空間でした。

チャンチャン。。。

これでは涼しくはなりませんかね~。
またネタを仕入れてきます。
がんばります。

2012年8月17日(金)

夏~

毎日暑いです。
で、大雨が降ったりとなかなか付き合いにくい気象状況です。

雨に濡れるとき「気になるのは最初だけ」って気が付きました。
(前から気がついていたけれど、確信しました)
最初は濡れないようにと気を付けるけど、かなり濡れてくると「まっいいか~」
になり、ずぶぬれになるともうどうでもよくなってくる。。。

これは汗をかくときもそんな感じで、最初は少しの汗も気になって拭い、
だいぶ流れてくるともう気にもならなくなってきて、ダラダラだともうどうでもいいけれど、拭う必要が出てきて、拭わざるを得なくなってくる。。。

汗臭さも最初は気にするけど、ダラダラ汗はもう隠しようがなくなって開き直り
気にもならなくなってくる。。。みたいな。。。(私だけですか?)

要するに人間は適応能力が高い?ってことですか?
気にしても仕方のないことはある時点から気にする対象ではなくなる?
ちょっと違うかもしれないけれど、そんな感じです。

日頃の出来事、行動も、初めてのことは何かと気になり神経質にもなるけれど、経験をして積み重ね、いろいろなことに慣れていくのは大切なことです。
それをいい意味での慣れにするのも、悪く慣れてしまうのも自分次第。
無駄なく積み重ねながら生きていきたいと思います。

夏、雨、汗の話から飛んでいきました。
また暑苦しかったですかね。。。

2012年8月27日(月)

旅をしてきました。
もう二十数年も前、初めて見たその写真の前に永い時間たたずみ、
「これを見るまでは死ねない・・・」と思ったものとの対面を果たしました。

「サグラダ・ファミリア」
もっと早く会いに行けばよさそうなものですが、この時期です。
特に長生きしたいから伸ばしたわけでもないけれど、このタイミングです。

やっぱり素晴らしかった。
思った以上に素晴らしかった。
ガウディの作品は、自然を愛し、人々への愛情に満ちたもので、
暖かくて安心感があって落ち着きます。
それでもってお茶目です。

本当に会えてよかった。
私の中でまた違う何かが湧いてくるのが感じられます。
ずっと昔に観た写真で受けたものとは全く別のよさもありました。

あの当時は「生きているうちに完成は見られない」と言われていたけれど、
諸々の条件が整い、「14年後に完成する」ということが発表されました。
こうなると「完成を見てみたい」に変わってきて、
二十数年前の「見なければ死ねない」から「14年後の完成を見たい」では
ずいぶん言っていることが違う気がします。。。
人間とは本当に欲の深い生き物だと思います。。。
反省。。。

スペインの旅の報告はまた少しずつ。

2012年9月1日(土)

最近のこと

9月に入りました。
少しばかり涼しい風を感じられたりするときもありますが、
相変わらず暑いです。。。
身体に悪い無理はしない…ということで、運動不足で中心部分のお肉が
気になる今日この頃です。

さて、起雲閣でのアート展の最後のミーティングも昨日終わり、
DMも手元に来ました。
10回目の今年は、いろいろな区切りということで一応最終回です。
いろいろ考えると、また違う形で始めるにせよ、一つの区切りにする選択は
いいのかもしれません。

皆さん力が入っています。
私はというと、気持ちは入っているのですが、アート展の翌週に控えた
個展作品の制作が思うように進まず、頭も気持ちもあっちこっちです。。。

でも何とかします。
とにかく「全部やる!!」で走っていますので。

個展のご案内葉書、デジタル作品の試刷りのオーダーも今日終わりました。
残りは手描きの分の膨大なツブツブ作業、
それと今年は塗装屋さんと木工屋さんも巻き込んだプロジェクト。
(ちょっとカッコいい!!けど、間に合うのかい??)

アート展は10月4日から。
個展は10月15日から。
追い込みに入りま~すっ!!

2012年9月10日(月)

浩子ちゃん

九月に入り、朝晩ちょっとだけ涼しい風が吹くけれど、
昼間はまだ真夏日の毎日…、様々なことが押し寄せてくる日々も手伝い
少々お疲れです。。。
お疲れ+旅での日焼け=顔に来ている。。。
が、そうも言っていられない個展まであと一か月。
マキを入れています。

さて、アートとは関係ないけれど、私の大好きなジャズボーカリスト
ウィリアムス浩子ちゃんの新しいCD発売が近づきました。

「a time for Ballads」 タイトル通りバラード集です。
歌唱力はもちろんですが、暖かく包まれるような歌声が大好きです。

その筋(?)の方々の評判も上々で、ライブ会場はいつも満席の様子。
発売日12日には、代官山蔦屋でインストアライブ(無料)があります。
私は残念ながら清水に張り付いていますが、お時間のある方は
是非お運びいただき、暖かい歌声に包まれて来てください。
きっとCDを購入したくなることでしょう。

インストアライブは9月12日午後7時から!!

以上、秋の夕暮、まったりとバラードを聞いている場合でない松瀬千秋が
お送りしました。

2012年9月13日(木)

スペインの旅・
パラドール

スペイン旅行のハイライトの一つ「パラドール」。
そう、「パラドールに泊まる」。
パラドールとは、昔お城や領主の館だったところを、
国営の宿泊施設として利用しているところです。
一晩だけお姫様気分になれる、勘違いのお宿です。

私が泊まったのは、アンダルシア地方カルモナのパラドール。
外から見るとそっけない城壁。
でも中に入るとどっしりとした石造り。
部屋の床も大きな石が敷かれています。

白い大理石と赤レンガが敷かれた素敵なパティオがあります。
中央には石造りの噴水があり、乾ききった外部とは違う空気が
流れていました。

何と言っても素晴らしいのは、テラスからの眺め…。
高台に建つお城は、町全部を見渡せるロケーション。
町全部の景色を独り占め。。。(実際は全然独り占めではない)
昇る大きな真っ赤な太陽も独り占め。。。
ん~んっ、贅沢。
一晩限りのお姫様。。。

イモリがたくさんいた。
お城にイモリってナンかしっくりくるような気がする私でした。

2012年9月22日(土)

本のこと・養老さん

やっと朝晩涼しくなってきましたね。
こうなると「読書の秋」というヤツでしょうか。
しかしここしばらく少々お疲れで、ベッドで読書した覚えがない。。。
すぐに(数行で…)別世界へ行ってしまうため、初めから諦めているのです。

それでも少しずつ読んで、「ん~~~っ!」と思わずうなったのは、
解剖学者(と言われている)養老孟司さんの「いちばん大事なことー養老教授の環境論ー」です。

養老教授は、解剖学者というより「バカの壁」を書いた…というほうが
わかりやすい?

たくさん本を読んだわけではないけれど、力の抜け加減が大好きで
憧れるところがあります。
虫取り少年から始まっている彼の人生は、虫怖がりの私とは
全く接点がなさそうでもあるのですが、虫が来る犬の糞を
30分も見てた子供時代を過ごした養老さんと、動物園の猿山をじ~~っと
永い間見ているオバサンと近いものがあるのかも…とも思います。

こんなところで突っかかっていると話が進みませんね。

環境破壊は相当なところまで来ていて
何かの種が絶滅するということは、全ての生物で絶妙にバランスの
取れていた地球が崩壊していく。
それはどれもなくてはならないものなのです。

数の増減もこれまた絶妙なバランスでできていたはず。。。
でも人間が破壊していく。

人間は自然の一部だという認識が欠落していて、自分たちが全てをコントロールしようとしている。
細胞一つ作ることのできない人間が、地球をコントロールしようとしている
なんておかしいですよね。
もっと謙虚に、コントロールではなく、手入れをしながら共生していくべき
なのです、と。。。

「自然と人工」を「体と頭」「田舎と都会」で説明したり、とてもわかりやすく
書かれていて、私にも理解でき、面白いと思いました。
この本は、何をしていいのかわからず、さまよっているたくさんの方々に
読んでいただきたい本です。

面白かったのは、全員でしなければ意味のない「参勤交代」です。
3か月は田舎で暮らす。あとはまた仕事をする。
自然に触れて、体で理解しようということです。

日頃私が思っている、「若者は必ず自衛隊か体育会で集団生活をして
心と体を鍛える」というのに近いものがある。。。
あれ~全然近くありませんか~??

2012年10月1日(月)

作品展のご案内

いよいよ10月に入りました。
もう待ったなしの状況です。

4日から熱海・起雲閣で開かれる「国際協力アート展」、
そして15日東京・銀座での個展が迫ってきました。

さすがにアート展の準備はできました。
デジタルアートを5点とカレンダー、絵ハガキを販売します。
水彩画カレンダーは今年も一部1000円で販売し、
売上金全てを寄付させていただきますのでどうぞ皆さんご協力ください。
アート展後のカレンダー販売方法は、またご案内させていただきますね。

写真2013

そしてアート展では、毎年サロンに少し大きめの作品を展示しますが、
今年は、5月に行った東日本大震災の被災地で感じたものを作品にしました。
アクリル絵の具とペンで描いた、少し変わった子供の絵のようなものです。
新しい試みをするときは、いつも少し心配だけど、
私が発信したエネルギーを感じ取ってくださる方が、
きっとどこかにいると信じています。

って、信じているのはいいけれど、個展の準備はできましたか~?
いえまだです。。。
作品ができていない。。。
展示方法が決まっていないものもある。。。
塗装屋さんとのコラボ作品がまだ乾いていない。。。
お肌のお手入れもしなくては。。。

作品展、詳しくはホームページでチェックしてね!

http://homepage1.nifty.com/chiaki-yan/

2012年10月3日(水)

ドライブ

秋らしい気候になってきました。
空気が乾燥してきて、顔が突っ張るようになってきました。
お手入れを怠っていたのがここにきて悔やまれるこの頃です。

今年もやってまいりました、「熱唱ドライブ」+「東部地区セブンイレブンの鯵のほぐし身弁当」季節。

熱海・起雲閣での「アート展」、10回目の今年はとりあえず最終回です。
来年からは「熱唱ドライブ」+「・・・」もなくなります。。。
いやいやそうでないでしょう。
アート展最後が淋しいのでしょう。

先輩方とたくさんの時間を共にさせていただき、
楽しかったし勉強にもなりました。
最終回、頑張っていきましょう~っ!
私は諸事情により、毎日会場には行けませんが、お時間のある方は
是非お出かけください。
いろいろありますよ。

「国際協力アート展」は、明日10月4日から!

http://homepage1.nifty.com/chiaki-yan/

2012年10月4日(木)

危なかった~

熱海への「熱唱ドライブ」に行って来ました。
いつものように「あ~だ、こ~だ」はありましたが、無事展示が済みました。
カレンダーも好評で、いい感じです。

で、大好評の「真鯵の一夜干しご飯」(というらしい。。。)は
最後の一つをゲットしましたっ。
危なかった~、もう少しで食べられないところだった。ほっ。
(「危なかった~」ってそっちかいっ!)
「お箸はいりません」と家からお茶もお箸も持って行った気の入れよう。。。
この段取り。。。
「少し温めてください」と最高の状態でいただけるようちょっとだけ
お願いしました。
う~、マンゾク満足。。。

「国際協力アート展」は今日からです。
カレンダー、お友達へのプレゼントにもよろしくね~。

http://homepage1.nifty.com/chiaki-yan/

2012年10月9日(火)

アート展

秋~。
大分涼しくなってきました。
着るものに頭を悩ませます。。。
外が寒くて建物の中が暑かったり、電車が寒かったり。。。
先日までの暑さで、まだ洋服の入れ替えが済んでいないし。。。
来週の東京はいったい何を着ればいいのやら…。

と言っているうちに熱海での「国際協力アート展」も本日最終日です。
また「熱唱ドライブ」です。

私は4年の参加でしたが、10年続けてくるには本当にいろいろなことが
あったと思います。
皆さんお疲れ様でした。

私のカレンダーもなかなか好評です。
さあ、もうひと踏ん張りしてきます。
皆さんも夏の疲れが出ないように体をいたわりつつ、秋の美味しい恵みをいただき、目一杯楽しんでくださいね~。
では、行って来ま~すっ!

2012年10月15日(月)

出発!

これから東京の個展へ向け出発です。

皆さん応援してね~!

2012年10月23日(火)

個展終了!

10月20日、銀座での個展が無事終了しました。
いろいろなかたちでのご支援ありがとうございました。

今回は12点全て富士山をモチーフにしたのもでしたが、
日本人が富士山好きで、暗い話題の多い世の中のため、
私のピンクでポップな富士山は、皆さんに受け入れられた感じがしました。

少しばかり心外なのは、私も暗いの嫌ですし、ぼんやりもしていますが、
「ただただボンヤリのんびりの人」と思われていることです。
ん十年も生きていればいろいろなこともありますし、
ただボンヤリのんびりでは生きてこれなかった訳ですけど。。。
友人の「苦労が顔に出ているよりいいじゃん」の一言で「はい。。。」と言うしかない私も説得力がないわけで…。

って何の話でしたか~?
そうそう、そんなわけで、いろいろな意味において好印象を受けていただきました。

立体の、アイスクリームがかかったような丸いピンクの「Globe・Fuji」は、
「かわいい~~っ!」と皆さんに言っていただけました。

5ミリぐらいのモチーフで埋め尽くされた「集積・富士」は、皆さん張り付いて、何が描いてあるかご覧いただきました。

画廊さんに「ほ~っ!」と言っていただき、その息子さんに「Globe・Fuji」を
「いいじゃん、これ」と言っていただけたのは、今の私の最高の成績表と思います。(お二人ともなかなか褒めてくれない。。。)

次はどんなことをするか…。
あれもこれもでちらかった頭の中を整理して、目標を定め、また制作に取り掛かることにします。

ありがとうございました。
これからもヨロシク~~~ッ!

2012年11月1日(木)

本のこと

数日前に降った雨で富士山は真っ白!(富士山は雪が降ったってことですね)
「富士山はこうでなくっちゃ!」と思いつつ、「寒くなってくるな~」という覚悟も。。。
って、静岡ですけどね。

さて、個展も終わり、片付けもだいぶ進み、日常に戻りつつあります。
秋…、読書の秋です。
やっと本を読む時間ができて季節もよくてルンルンです。(今はルンルンはないですか。。。)

今読んでいるのは、
「現代アート、超入門!」藤田令伊(フジタレイ)集英社新書 720円、です。
これはおススメです。
現代美術の難解なところをわかり易く、ホント~にわかり易く書いてあります。
著者は、編集者からライターになった人なので、「フツーの人」の目線を大切に書いています。
これを読んで、アートにはこういう見方や側面があるということがわかるだけで、
様々な作品を観る楽しみが増えると思います。
アートが「わかる」ことよりアートを「感じる」ことで、
日常を豊かな気持ちで過ごすことができるということを知る人が増えることを願います。

2012年11月20日(火)

カレンダー再び

雪を頂いた富士山が綺麗な季節になりました。
ついこの間まで暑かった気もするのですが、季節はどんどこやって来ます。
「あっ!」と思うと一週間、「あ~」と思うとまた一週間。。。
ブログ更新をサボっていた言い訳ですけど…。

でもって、すっかりカレンダーの季節ですが、お陰様で完売が近くなりました。
まだご希望なのにお手元にない方は、是非ご連絡ください。
御引渡し方法などご相談をさせていただきます。

さて最近の私はブログも更新せずに何をやっていたか。。。
実は大したことをしていないのです。。。
自宅アトリエ以外の公共スペースに侵食していった作品や画材を収集すべくお掃除をしたり、
読みたかった本をぬくぬくと日差しのあるリビングで読んだり、
と、要は多忙のため歪んでいた環境、生活を何とか快適にするために費やしていたような感じです。

が、しかし、次のことを何も考えていないわけではなく、それはそれで準備を始めました。
それから「3776春夏秋冬」のお嫁入り先の先生から、病院名を出すことも
見学もOKのお話もいただいていますので、サイトで新しいページも作ろうと思っています。
お楽しみに。

面白い本をたくさん読んでいるから、次の更新は本のことかな~。
いやいやスペインの話はどうなったの?
そうだ!更新回数を増やせばいいんだね。

2012年11月26日(月)

秋の日

昨日、11月25日は清水港に入港中の帆船日本丸の一般公開。
たくさんの人たちが訪れていました。
(写真イマイチですが…)

帆船、いいです。綺麗です。
富士山をバックに入出港する日本丸、海王丸は、本当にウツクシイです。

私は風で走るヨットや帆船が大好きです。
モータークルーザーで、バ~~~ッとスピード楽しむよりは、
テレテレと(?)タラタラと(?)太陽の光を浴び、風を感じ、波の音を聞き、バランスを取りながら、
五感体感型のヨットはいいです。
その良さを共有した気の置けない人たち、運命を共にしたヨットの上で過ごす数時間は陸では味わえないものです。
自然が相手ですから人間の存在なんてちっぽけです。
ある時は潮をかぶりながら風や波と格闘し、あるときはのんびりとお昼寝をし、
そんな風に過ごすのもたまにはいいですよ。

「道中を楽しむ」っていうのは、私の生き方の目指すものでもあるので、
そんなところも好きなのかな。

2012年11月30日(金)

ただ今コンラン中。。。

夕方日が暮れるのも早く、朝のお散歩時間は真っ暗でしかも寒く、
冬がヒタヒタとやって来ます。
お散歩はカスタネット状態で、歩いてサボって、歩いて歩いてサボって…。
ってな感じです。。。
が、寒さと引き換えに(?)富士山きれ~~~です!

さて、書きたいことがあって始めたのですが、まとまらず断念。。。
時間はあるけどたくさんすることがあって、頭の中の糸が「絡んでいる」…と言うよりは
「繋がっていない」という感じです。
心は元気だけど、頭に問題あり!風です。
スミマセン、出直してきます。。。

2012年12月1日(土)

出直しです。。。。

昨日はモグラみたいにボンヤリ頭を出しただけみたいな感じでスミマセンでした。。。

昨日は久しぶりにバスケの練習に行って来ました。
が、人が全然いなくて自主練でした。
少し走ってシューティングして、また走って…少し汗かきました。
肌が「スベッ」ってなって気持ちいいね~
多少浄化された感はありますが、頭の中の線を繋ぐのはまた別問題です。
一つずつ丁寧にやっていきます。

で、とりあえず一つお知らせです。
皆さんにご協力いただきました「カレンダープロジェクト」、
お陰様で売り上げ目標を達成しました~っ!!!

まだ数部、あっちにあったり、こっちにあったりですが、めどがたちました。
被災地に桜の木を植える「桜プロジェクト」などもありますので、
これからどういう風に使っていただくか考えます。
本当にありがとうございました。
またこのページでご報告しますね。

さて、次の問題に取り掛かりますか。
ではでは。。。

2012年12月7日(金)

モーション・
ディスプレイ

きょうも富士山綺麗でした~(ホレボレ。。。)
が、私の頭の中は、相変わらず線が繋がっていません。。。
ずっとこのままだったらどうしたものか…と。。。
波がありますので、次の波が来るのをジッと待つことにします。

さて、先日静岡駅南口にあるホビースクエアで開かれている
「機械じかけの人形たち」という展覧会に行って来ました。

ブリキのおもちゃでおなじみの北原照久さんのモーション・ディスプレイ・コレクション展です。
モーション・ディスプレイとは、1920年代アメリカで流行ったショーウィンドを飾る動くディスプレイです。

展覧会では10分ごとに様々な人形たちが動き、かなり楽しい展示です。
高級宝飾品店や、時計店の店先を飾るそれらは、綺麗で夢があって
子供たちも本当に大喜びだったのではないかと想像できます。
今の時代のオバサンでも十分楽しめるのですから…。

その時代の日本とは全く違う生活をしていたんだろうな~
もう20年も前、私の住んでいたサンフランシスコに遊びに来た母が言葉が思い出されます。
「日本はこんなに大きな立派な国と戦争をしたんだね。なぎなたじゃ勝てないね」
その頃私の住んでいた決して新しくないアパートのキッチンにも当たり前のように
食洗機、生ごみのディスポーザー、二段のオーブンが作り付けでありました。
戦争を知らない私ですが、母の言葉にうなづくばかりでした。

懐かしいな~アメリカのアパート。
衛星カメラで見ることができるよね、確か。
今度見てみよ~。

この展覧会は、12月9日、明後日までです~。

2012年12月8日(土)

孤独死

へっへっへ、まさか連日の更新があるとは…。

昨日の地震大丈夫でしたか?
何だか船酔いみたいになりそうでした。
津波が小さくて、まずは一安心です。

先日友人と話をしていたら、「孤独死、孤独死って騒いでいるけど、皆一人で死んでいくよね。その場に居合わせないだけで、
そんなに不幸なことじゃないよね」ときた。
私はビックリした。私もいつも思っていることだから…。
ただ彼女と違うのは、無防備にそのことを言わないところ。私はこう見えて用心深い。。。
世の中には色々な考えの人がいるから、こういう繊細な話題はむやみやたらに話題にしない。
で、ここで書いていたら無防備すぎる?

世の中では昭和のホームドラマ的に、亡くなる人の枕もとに集まり、
感謝の気持ちを伝えるのが幸せなかたちと思っているのかもしれないけれど、
家族の人数が減り、子供たちが海外を含め遠くに離れて暮らすことが普通の昨今、
なかなかその構図にはなりにくい。
私に限って言えば、子供がいなくて親戚付き合いも少なくて、友達少ないと
全くイメージができない。
孤独死間違いなしだ。

私がパリの街を好きになったきっかけの画家モーリス・ユトリロも
酔いつぶれて道端で亡くなったそうだ。
私もこんな感じでもいいかな~なんてずっと思っていた。
そうやって死んでいけるのにはどうしたらいいんだろう…と思うようになり、
「あ~楽しかった!!」って終われるように生きれば、どこでどういう形で終わっても
あまり関係ないのかな~と思えるようになってきた。

だから感謝の気持ちを伝えたい人には早めに伝えておくことをお勧めします。
最後に30年40年分のお礼を伝えようとするから話がややこしくなるのだと思う。
毎日その時伝えておいてソンはないでしょう。
私など、先の分もまで言っておこうかと思うくらいです。

あなたは毎日ニコニコ現金払い派?
それとも何十年分もまとめるツケ払い派?

2012年12月11日(火)

日本平ホテル

今日も富士山キレイ!
朝のテレビで「富士山綺麗ですよ~」とか言って、お天気カメラが映すけれど、
どう見ても静岡側からの方が綺麗だと毎日思っています。。。

これは、単なる「オラが富士が一番だっぺ」といったお国から見た富士自慢に聞こえるかもしれないけれど、
やっぱり申し訳ないけれど私の富士山が綺麗です。
右肩に宝永山があり、雪のギザギザがわりと均等に綺麗に見えるからと美しいのです。
東京側からだと、締まりがなく雪がダラッと残念なな形になっているのです。
今度ちゃんと静岡側から見てくださいな。

ということで、いろいろなところから綺麗に見える富士山ですが、
日本平からの富士山は格別です。
富士山単体でも綺麗なところに、清水の街に港、駿河湾の先にど~んと富士山!
いいです。かなり。

9月に日本平のてっぺんにある日本平ホテルが、立て替えて新装オープンしました。
ホテルからはまたもっと絶景です。
ホテルの広大な芝生、その先に茶畑がついてさらにお得!
テレビショッピングみたいですが、これホント。

2階フロアのカフェでお茶するのもいいけれど、ちょっと奮発して6階のラウンジでのお茶がさらにおススメです。
ラウンジの横にはガラスがないデッキもあるのでそこでデレッとするのもいいかも。
遊びに来てね~。

2012年12月13日(木)

介護甲子園

お天気も良く、日向でヌクヌクしていたいけれど、「大掃除もそろそろしなくてはな~」
と心を鬼にしています。。。と言うか、鬼にしようとしています。。。

9日の日曜日、東京の日比谷公会堂で行われた「第二回 介護甲子園」に行って来ました。
出場してきたわけではありませんよ、観戦(?)です。
厳しい予選がありますからね。
「介護から日本を元気に!介護から日本を創る!」と「!」がたくさん付いた熱い戦いです。
全国の介護の現場(~ホームとか~園とか)で実際に行われている取組で、
こんな風な成果があって、こんな風に変わってきた…というものをステージで紹介していきます。
優秀賞の5チームが出場して、最優秀賞1チームを決めるものです。
涙あり感動ありの日比谷公会堂でした。

主催の「日本介護協会」の左 敬真(ひだり ひろまさ)さんは、まだ30代半ばの若さで、
この催を企画し、見事成功に導いています。(ボランティアの存在は欠かせません)
30代半ばの若者が「自分たちもいつか通る道、変えていかなければいけない!!」と会場で訴えている姿には、
本当にやられました。
全く頼もしい若者です。
反面「ゴメンナサイ。。。」と謝ってしまいそうなくらいの情けなさ…。
今まさに介護問題に直面しようとしている私たちから上世代は、いったい何をやっているのか…。
もっとまじめに考え、行動していかなくてはいけないと感じました。
私の場合、自分も親の介護で不便を感じ、情けない思いもたくさんしているのに
その場しのぎで格闘していました。

「介護」というアプローチではないけれど、私も「日本を元気に!!!」「皆ニコニコ元気よく~!」
という方向を向いて活動をしているので、
彼のような素晴らしい活動をしている若者たちを見ながら
(背中を追う?、横目で見ながら?イヤ、歳で言ったら私が遥か前を走っている?)
私も私なりに走り続けま~す。

2012年12月14日(金)

介護甲子園・追

今朝の日経新聞、選挙絡みの「U-40私の視点」というインタビュー記事欄に、
27歳の社会学者・古市憲寿氏の話がありました。

私が昨日のブログで介護甲子園について「頼もしい若者たちがいる!」「大人たちも頑張れ!」のようなことをと書いたけれど、
その記事を読むと、20,30年後非正規雇用が多い世代が単身高齢者になり、
生活を頼っていた親の介護をするときのことも考え、20,30年後から今を考え語って欲しいというのです。

私も常々、自分の世代の老後は悪くなっていくとはいえ、何とか逃げ切れるかななんて思っていたので、
やっぱり他人事になってしまっていたのだと反省。
若い世代のリーダーたちは、相当な危機感を持っている。
むしろ若い世代こそが未来の日本に危機を感じているというのが正しい理解なのかもしれません。

立場や取り組みは様々でも、正しい方向を目指している人たちはたくさんいます。
皆声を上げ居場所を示して、まとまった大きな力になることが大切です。
私も自分の活動を通して、何ができるかもう一度考えます。

2012年12月17日(月)

情熱のピアニズム

雨が降ったり、急に晴れたり、暖かかったり、寒かったり…
お天気コロコロで体調なぞ崩していませんか?
私は元気です!

先日、珍しく映画に行って来ました。
昔はよく行ったけれど、習慣でなくなると遠ざかってしまうものですね。

映画といってもドキュメンタリーです。
なぜ急に行く気になったかというと、時々出演するブラウニーのマスターに勧められたからです。

静岡の小劇場「サールナートホール」での上演。
伝説のジャズピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニのお話です。
身体の骨が折れたまま生まれてきて、そう長くは生きられないと言われながら、幼少のときからその才能を発揮。
故郷のフランスからアメリカ・ニューヨークへ出て30代半ばまで活躍しました。
身長は1メートルばかり、歩くのも困難、骨はもろく、演奏中に骨折したり、命がけでピアノを弾き続け死んでいった。。。
たくさんの女性とお付き合いをして、ドラッグやお酒の生活。
でもそんな彼を皆が愛していた。才能も彼自身も。
死をとても近くに感じ恐れながら生活をして、目一杯濃く生きた、そんな人生だったのかな。

「生きる」って生まれてから死ぬまでの年月のことで、誰でも平等に取り組むことができるはずなのに、
これだけ生き方、濃さに開きがあると、一体私は何をどうしたいのだろうと考えてしまいます。
徒歩とロケットぐらいの開きがある。いや、歩まず横になったままの人もいるし…。
改めて歩の進め方を考えてしまう私です。。。
近頃考えることばかりで大変です。
私がボーッとしているのを見かけても、「またボーッとしてる」とは思わないでくださいね。
「考えている」だけですから。。。

2012年12月19日(水)

楽ちんに生きる

今日もいいお天気で気持ちがいいです~っ。

この2,3日で、「生きるのが楽しくて、楽になった」という話を2人の同年代から聞きました。
私も数年前からそう感じるようになったので、「うんうん…」と思った訳で…。

若い頃は正義を振りかざして「こうあるべきだ」「こうでなくてはならない」…と
他人にも望み自分でも首を絞め、本当に生きるのが大変でした。
最近でももちろん「正義」は大切に私の中心にあるものの、昔に比べいろいろなものが見えるようになり、
「そうは言っても皆さんいろいろご事情もおありでしょう」というように、ゆったりと構えられるようになりました。
皆さまのお蔭さまです。多少の成長はしたようです。
となると、見栄えも体力も悲しいほど衰えるものの、「歳を重ねるって意外と面白いな~」
てな感じになってくるのです。
反面、「若さっていいな~」とも思います。
あんなに激しいパワーがあって傷だらけになってもがいていたころも、ちょっと懐かしくもあります。
でも今もあのパワーがあっても、身体がキツイかな~。
その時その時の自分の中で、ガチで生きる、ここがいいとこかな~。
いずれにせよ、「ガチ」には変わりないってことですか。
だんだんきつくなってきた。。。

2012年12月23日(日)

チャリティーご報告

皆さん、3連休を如何お過ごしですか?
クリスマスだものね。イベント目白押しかな。
私もイベント目白押しです。楽しいこと、大変なこと織り交ぜて…。

さて、10月から皆さんにご協力をいただいていました、2012カレンダープロジェクトも
無事目標を達成し、各支援先への振込みも完了しましたのでお知らせします。

目標販売部数250部。
アート展での販売と、南三陸への支援物資として45部。(すでにアート展としての寄付になっています)
銀座での個展会場での販売と、友人知人知らない人、のご協力で205部、205,000円の売上金です。

10万円をJHPの三島支部が活動している「桜プロジェクト」へ、5万5千円を被災地へのボランティア派遣などの活動費として、
5万円を知人の矢野デイビッドさんの活動しているENIJEへ、ガーナの中学校建設費用に
活用していただくようにお願いをしました。

「桜プロジェクト」は被災地に桜を植樹して、桜の成長と共に復興が進むことを記念する活動です。
河津桜、熱海桜、三島桜などが被災地の早い春を彩ることになります。
来年の3月にも植樹隊がJHPの皆さんを中心に現地入りする予定です。
スケジュールが合えば、私も植樹隊に参加し、皆さんのご厚意の桜の苗木を
この手で植えたいと思っています。

皆さま、ご協力本当にありがとうございました。

2012年12月31日(月)

大晦日

今年も今日で終わりですね。
今年はいつもの年にも増して、いろいろなことが山盛りにありました。
過ぎてみれば、大変だったことは遠くの方で薄まってきていて、
楽しかったことは大切に記憶されています。

「人間、歳を重ねるとポジティブ思考になる」という本を読んだけれど、
全くその通りで、辛いことばかり鮮明に覚えていたのでは生きていけないのだろうと思います。
「大変だけどよくやった」の「よくやった」のところを強調して思い出すと、
妙な自信のようなものが芽生えて、中心に居座るようになり、「やればできる」的な
確信めいたものが存在するという、何とも自分勝手な記憶の仕方で、平和に生きていく術を身に付けるのかなとも思います。

先日また一つ年を取り、高齢者に近くなってきたけれど、20代30代の若い人たちが思うほど、
残念な感じはしないのが不思議です。
たくさんのものが見えるようになって楽しいからかな。

「10辛い」を「7辛い」にできて、「1楽しい」を「10楽しい」にできるのは自分自身であり、
それは他人の物差しは全く関係のない独自のものです。
そんなちょっとした余裕が自分に出てくるなんて、若い頃の私は想像できませんでした。

来年、また階段を一つ昇る構想はできました。
アウトプットがきちんとできるは、これからの努力次第かな。
一段昇ると何が見えるようになるのか楽しみです。

来年もとりあえず走ります。
これからも応援をよろしくお願いします。